船舶免許を取ったはいいものの、「さてどうやって海に出よう」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。自分でボートを買うとなると、購入費用はもちろん、係留費や維持費が毎月かかってきますよね。でも、免許を持っているのに一度も操船しないのは、せっかくの資格がもったいないかな、と。
そこでおすすめしたいのが、ヤマハマリンクラブ・シースタイルです。月会費と利用料だけで全国約140ヶ所のマリーナからボートをレンタルできます。2025年の夏に船舶免許を取得した私Naoが、説明会への参加から入会手続き、料金、そして初めての操船まで、体験をもとにくわしく解説します。
ヤマハシースタイルとは
レンタルボートサービスの概要
ヤマハシースタイル(正式名称:ヤマハマリンクラブ・シースタイル)は、ヤマハ発動機が運営するボートのレンタル会員サービスです。自分でボートを所有するのではなく、毎回レンタルする形なので、ボートの購入費用や維持費・係留費が一切かかりません。
入会すると全国のマリーナでボートを借りることができます。クルージングやフィッシング、トーイングなど、目的に合ったボートを選べるのも嬉しいポイントですね。
多くのマリーナでは初回講習が実施されるので、ボートを借りる海域の危険なポイントや、ローカルルールなどを教えてもらえます。また、景色の良いところやおすすめのクルージングコースなども聞けますよ。
全国の拠点数と使いやすさ
シースタイルの最大の特徴は、その拠点の多さでしょう。2026年3月現在、全国約140ヶ所のホームマリーナが登録されています。北海道から沖縄まで幅広くカバーしているので、旅行先でも海に出られる可能性があります。
旅先でボートに乗る、というのは自分でボートを持っていたらなかなか難しいことです。この「全国どこでも乗れる」という点が、シースタイルの大きな魅力のひとつかな、と。
シースタイル説明会への参加体験
説明会の内容
私が最初にシースタイルと出会ったのは、船舶免許の取得から少し経った頃でした。「免許は取ったけど、次に何をすればいいんだろう」と思っていたタイミングで、最寄りのマリーナでシースタイルの説明会が開催されることを知りました。
説明会では、シースタイルの仕組みや料金体系の説明から始まり、実際にマリーナを案内してもらいながら、利用できるボートの種類や出航・帰港のルールについて教えていただきました。難しいことは何もなく、初めての人でもわかりやすく丁寧に説明してくれます。
操船体験で感じたこと
説明会のなかで特に印象的だったのが、実際の操船体験です。短い時間でしたが、実際にボートに乗って操縦させてもらえました。免許を取得してから何度か操船セミナーには参加していたものの、船長として公の場で操船したのは初めてで、緊張しながらも「あ、ちゃんと動かせる」という自信につながりました。
操船してみて改めて感じたのは、レンタルボートが自分にとって身近なものだということです。「免許さえあれば、いつでもここに来て海に出られるんだ」という実感が持てましたね。
スタッフへの相談で得た安心感
説明会でもうひとつ嬉しかったのは、スタッフさんにいろいろ質問できたことです。「出航前にどんなことを確認すればいいですか」「天候が悪いときはどうなりますか」といった素朴な疑問にも、丁寧に答えていただきました。
海のことで分からないことがあれば、マリーナのスタッフに聞けばだいたい解決するということがわかりました。ベテランのスタッフが常駐しているので、初心者でも安心して質問できます。「困ったときに頼れる場所がある」というのは、海に出るうえで大切な安心材料でしょう。
シースタイルの入会手続きの流れ
必要なもの・申込み方法
説明会に参加してシースタイルへの入会を決めた後、手続きはとても簡単でした。入会申込みはオンラインで完結できます。ヤマハのシースタイル公式サイトから申し込む方法のほか、マリーナで直接手続きする方法もあります。
マリーナのスタッフから、「オンラインで入会申し込みをしたほうが手続き完了が早いよ」と聞いたので、その場で申し込みをしました。
必要なものは、船舶免許証と、月会費の引き落とし口座情報、入会金支払い用のクレジットカードです。特別な書類を集める必要はなく、手続き自体は30分もあれば終わります。「難しそう」と思っていましたが、拍子抜けするほどスムーズでした。
実際の手続き
正直、入会するまではもっとハードルが高いものだと思っていました。でも実際にやってみると、ネットで申込みをして、入会金を支払って、会員証が届いたら完了です。
シースタイルの料金とコスパ
会費・レンタル料金の目安
シースタイルの費用は大きく分けて「入会時にかかる費用」と「毎月かかる費用」、そして「乗るたびにかかる費用」の3つです。
入会金は22,000円(税込)、月会費は3,300円(税込)です。月会費は2ヶ月ごとにまとめて引き落とされます。そしてボートを利用するたびに、レンタル料金が別途かかります。
レンタル料金はボートの種類や季節によって変わりますが、エントリーモデルの場合、平日3時間で6,000円台〜、土日祝日3時間で8,000円台〜が目安になります。燃料代や駐車料金は別途必要です。
友人と割り勘すれば一人数千円
「ちょっと高いかも…」と感じた方もいるかもしれません。でも、ここで考えてほしいのが「割り勘」という選択肢です。
たとえば友人3〜4人で乗った場合、レンタル料金を人数で割ると、一人あたり数千円になります。月会費を考えても、映画やテーマパークと大差ない感覚で海に出ることができるでしょう。しかも操船するのは自分です。海の上で風を切りながらボートを動かす体験は、お金には換えられない満足感がありますね。
ボートの予約から操船までの流れ
オンラインでの手続き
まずはマリーナと日付を選択して、空きのボートがあるかを確認します。もし空きのボートがあれば予約することができます。
マリーナによっては事前に安全講習を受講していないと予約できないこともありますので、確認しましょう。
予約後は出航前手続きを行います。こちらもオンラインで完結できます。
この手続きでは航海計画(どのようなコースを回る予定か)と、乗船者名簿を届け出る必要があります。
マリーナでの手続き
いよいよ乗船当日の流れをご紹介します。まずマリーナに到着したら、受付で乗船手続きをします。その日の海況や天候、航行エリアについてスタッフから説明を受けます。
出航前には安全確認のチェックリストを一緒に確認しますが、ここでも分からないことはスタッフが教えてくれます。救命胴衣の着用はもちろん、エンジンの始動確認や係留ロープの外し方など、手順は決まっているので覚えてしまえば次第にスムーズになっていきます。
とはいえ、たいていのマリーナではロープを解らんしてくれますので、あまり心配なさらず!
ボートの上では船長がすべての責任者です。同乗者の方が救命胴衣を正しくつけているかもきちんとチェックしてくださいね。
出航から帰港までの流れ
手続きが終わればいよいよ出航です。マリーナを出るときはゆっくりとしたスピードで進み、所定のエリアに出たらスロットルを上げることができます。
利用時間が終わりに近づいたら、余裕を持ってマリーナへ戻ります。帰港後は給油を済ませて、ボートを定位置に戻す作業をスタッフと一緒に行います。最初の数回はドキドキしますが、マリーナのスタッフが丁寧にサポートしてくれるので安心です。この「やってみれば意外とできる」という経験の積み重ねが、操船の自信につながっていくかな、と。
まずシースタイルで乗り出そう
ヤマハシースタイルは、免許を取ったばかりの方こそ積極的に活用してほしいサービスです。自分でボートを持たなくても、月会費と利用料だけで全国の海へ出ることができます。入会手続きは思っているよりずっと簡単で、説明会に行けばそこで大半の疑問が解消されるでしょう。
まずは近くのマリーナで開催されている説明会に参加してみませんか?きっと「思っていたよりずっと身近だ」と感じてもらえるはずです。